牡蠣の相棒と言えばシャブリ。
そうでもないとは思いますが、とりあえずシャブリ。
とにかく安めの白ワインが合います。

シャブリ

3連休に入る前の木曜の夜、天王寺にある牡蠣専門店 やまとに行きました。
生牡蠣、フライ、ステーキやお好み焼きに至るまで牡蠣尽くし、
無類の牡蠣好き、今シーズンはやや遅めのシーズンインです。

ブルゴーニュ地方の北、シャブリ地区は大昔海の底だったというから、
牡蠣との相性がいいそうです。
一口にシャブリと言ってもグレードがあり、
ちいさいという意味の“PETIT”が付くシャブリから、
大きいという意味の“GRAND”が付くシャブリまで。

格上のシャブリの場合、醸造の工程で手間をかけたり、樽の香りを付けたりします。
そうすると磯の香りが身上であるシャブリ地区の土壌の風味が薄れてしまいます。
よって牡蠣には下級のシャブリの方が合うということです。

よって一緒に飲んだシャブリも1000円を切るリーズナブルなものです。

牡蠣

ワインの原材料はブドウのみですから、
それ以外の味があるのも変かもしれません。
しかし子供たちはいつもブドウの他に、イチゴやミカンなど、
他の香りを口々に言っています。

シャブリには、柑橘系の風味の他に、石のような鉱物的な風味があります。
では石を口にしたことがあるのかと言うと、はっきりとした記憶はありません。
(欲求不満のHUGOはよく庭で石をかじっていますが)

それでも子供のころ、転んで口に砂が入った時の嫌な記憶や、
殻付きの牡蠣を自分でさばいて小さな殻が残っていたりと、
石や石っぽいものがどんな味わいなのか想像はつきます。

シャブリにはそれがあります。
ブドウの樹が深く根を下し、
太古の海底のミネラル分をたっぷり吸い上げているからです。

海産物の牡蠣と、大地の恵みのワイン、
時間軸は違っても同じ故郷だから合うんですね。

牡蠣ポン酢


さて、子供たちは牡蠣なんて大嫌い、
わたしも生牡蠣を食べられるようになったのは高校生くらいかな、
牡蠣フライは美味しいような苦手なような、入り混じった思いで食べていました。

だからカニちりも一緒にしましたよ。

カニちり




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Posted by ドレドレ♪ミソラ at 23:00│Comments(0)白ワイン
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